止めよう! 変形労働時間制


©全日本教職員組合(全教)
変形労働時間制の導入を絶対に止めよう!
無給のまま、勤務時間だけ延びる!!
変形労働時間制は、時間外手当を今後も一切出さないまま「働き方改革」を形だけ進めるために、公務員には禁止されている「一年単位の変形労働」を教職員にだけ適用するという、とんでもない制度です。
授業のある期間を「繁忙期」として一日の勤務時間を9〜10時間に延ばし、夏休みなどを「閑散期」として20日程度学校を閉庁すれば、1年単位ではつじつまが合うという、およそ学校現場の実態を無視した「机上の空論」に過ぎないものです。
こんな制度が導入されれば、毎日の退勤時間は恒常的に遅くなり、夜6時・7時までの職員会議も”無給のまま”「勤務時間内」とされてしまいます。夕方に保育園や介護デイサービスの迎えが必要な時は「年休」を取って対応せざるを得なくなります。
変形労働時間制は、学校も教職員の家庭も破壊します。
文科省資料
変形労働時間制の「カラクリ」がよくわかる!
全教の学習動画(ちょっと長いですが 23分20秒)